人生を変えるストリートナンパ

26歳まで彼女いない歴=年齢の童貞だった男がストリートナンパに出会い、人生を動かしていきます。

北の大地での出会い

 

こんばんは。りゅうです。

今回はナンパを通して出会った貴重な体験を小説形式で振り返ります。

 

今までこの手の記事は書いてなかったのですが。
会話音声を聞き直すきっかけにもなるので、今後たまに書きます。

 


私のナンパ人生一年目であった最も大きな出会いです。
それは北の大地、札幌での出会いでした。

 

 

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写真は札幌で食べたいくら。とても美味しかった。

 


2018年8月某日、りゅうはナンパのために札幌を訪れた。
(なぜ今頃、そんな前の体験を振り返るのかは最後まで読むと分かります。)

 

 

 

正確には他にも少し用事があった訳だが。
旅のメインはナンパである。
ナンパ師でない人からすると、頭がおかしいと思われるかもしれない。
まあ仕方ない。

 

 

札幌到着後、地元のナンパ師の方と合流させて頂いた。

 

札幌駅、大通駅、すすきの駅と繋がる地下街がやりやすいと教えて頂いて、声掛け開始。

 

 

りゅう「こんばんは。」
女の子「あ、はい。」
りゅう「世界一美人な人がいると思って」
女の子「そんなことないですよー笑」

 

 

りゅう「お姉さん、優雅に歩きますね。」
女の子「本当ですか。はじめて言われました笑」

 

 

なんだこの街は!!!

 

 

東京よりずっと反応がいい。
単純なオープナーでものすごく笑って話してくれる。
遠征なので番ゲしても意味ないと思っていたが、景気づけに怒涛の4番ゲ。
調子があがってきた!!!

 

 

 

 

そんなときに、ゆっくり歩く小柄な女性を発見。
可愛らしい子で、おっぱいも結構大きい。

 


りゅう「こんばんは」
K子「え、あ!はい。」
りゅう「お姉さん歩き方が優雅ですね」
K子「そんなことないですよ笑」
りゅう「気になっちゃって。どこ行くんですか?」
K子「帰るところです。」
りゅう「で、その前に飲みたいと。」
K子「違います笑 明日から旅行なんですよ」
りゅう「いいな。どこ行くの?」
K子「〇〇です。平日休みなので」


旅行と仕事話。


りゅう「今出張中でまだ暫く札幌いるんだけど」
K子「そうなんですね」
りゅう「〇〇日までいるから飲み行こう。札幌美人と札幌の名物を食べたい。」
K子「××日の夜なら空いてます。」
りゅう「大丈夫、行こう。ジンギスカン食べたい。」
K子「ジンギスカンいいですね。」
りゅう「LINE教えて。」
K子「はい。」

交換。

 

りゅう「じゃあ今から飲み行こうか。」
K子「行きません笑」
りゅう「おけ。じゃあ××日ね。」
K子「はい。」
りゅう「旅行楽しんで」

 

 

時間にしたら10分くらい。
ただこれが大きな出会いになるとは、この時まだ知らなかった。

 


K子との約束の日まで他の女の子とアポったが結果は惨敗。
ただ、その子とは今でもたまにLINEする。
チャンスがあれば回収したい。

 

 


そして、約束の日。

 

 


札幌駅の定番スポットで待ち合わせをする。
地下街でLINE交換した子と、全く知らない場所で待ち合わせをしている。
なんだか不思議な気分だ。

 


K子「おまたせしました。」
りゅう「行こう。」

 

 

 

すすきの駅ジンギスカンへ。

 


りゅう「札幌の人はよくジンギスカン食べにくる?」
K子「全然来ないです。だから誘ってもらえてよかった」

 

 

 

K子「いつから札幌いるんですか?」
りゅう「〇〇日からだよ。出張で来て。」
K子「出張長い。仕事は何してるんですか?」
りゅう「〇〇だよ。Kちゃんは〇〇だったよね」
K子「そうです~」

 

 

仕事の話。明るくて快活な子のようだ。

 

 


K子「札幌どっか行きました?」
りゅう「テレビ棟に登った。ひとりで笑」
K子「笑」
りゅう「あの辺が札幌の人の王道デートスポットなの?」
K子「そうです。そことあそことか。」
りゅう「彼氏とよく行く?。」
K子「うふふふ笑
りゅう「なにその反応は?」
K子「笑」
りゅう「序盤に聞くなと。まあとりあえず食べよう。」

 

 

 

ジンギスカンが到着。美味しい。

 

 


りゅう「おいしそうに食べる子好きだよ。」
K子「食べているとき幸せだもん」
りゅう「札幌はご飯おいしいもんね。昨日は休みで、〇〇で海鮮食べたよ。」
K子「あーあそこ、海もすごい奇麗だよね」
りゅう「うん。コバルトブルーの海だね」

 

 

 

札幌トークから個人的な話へ。

 

 

 

K子「泳ぐの好きなんだけど。最近は行ってない。」
りゅう「忙しい?」
K子「仲良かった友達が結婚して」
りゅう「結構早く結婚するね。若いのに」
K子「全然若くないよ笑 私幾つに見えてます?」
りゅう「俺の5こ下くらい」
K子「たぶん私の方が年上だと思う。いくつですか?」
りゅう「〇〇歳だよ」
K子「私の方が2こ上だ笑」
りゅう「見えないね」
K子「がっかりした?年上で申し訳ない。」
りゅう「全然。人をロリコン扱いしないで。」
K子「男の人は年下好き多いし」

 


K子「職場に女性はいないんですか?」
りゅう「おじさんがほとんど。たまにおばさんって感じ」


りゅう「どんな人がいいの?」
K子「よく分からなくなっちゃった笑」
りゅう「タイプとは違う人を好きになることもあるからね」
K子「ありますね。」


K子「白米食べてもいいですか?」
りゅう「あ、うん」
K子「なんか恥ずかしい」
りゅう「なんで?別に可愛い子ぶらなくても。われわれの仲じゃん。」
K子「笑」

 

 

りゅう「じゃあ好きなタイプは見極め中?」
K子「そうですねー」
りゅう「なんで敬語に戻ったの?」
K子「笑」
K子「休みの日はなにしてるの?」
りゅう「〇〇とか」

 

 


こちらに対する質問も増えてきて、良い雰囲気だ。

 

 


りゅう「で、彼氏とはどこ行くの?」
K子「色々あったんですよ。」
りゅう「別れたんちゃったんだ。」
K子「そう。〇〇が原因で。」
りゅう「あーそれは仕方ないね。」
K子「それで好きなタイプとか分からなくなって」

 

 

りゅう「付き合うまでは時間掛けたいタイプ?」
K子「うーん。」
りゅう「俺は直感を信じたいタイプ。」
りゅう「昔、ずっと二人で遊んでた女の子がいたんだけど。シャイでなにもできなくて」
りゅう「そうしてる間に向こうに彼氏ができちゃって」
K子「あーきつい」
りゅう「それから積極的になりたいと思っているんだよね。もう後悔したくなくて」
K子「時間を掛けても分かんない時は分かんないから。良いと思う。」

 

 


この後の展開の布石を打った。

 

 

 

りゅう「今日ちょっと〇〇おしゃれだよね」
K子「そうかなー」
りゅう「今日のためにおしゃれしれくれた?」
K子「うふふ笑」


りゅう「また札幌来たいなー」
K子「次はなに食べるの?」
りゅう「おすすめある?」
K子「〇〇とか」
りゅう「あ、それ食べてない。」
りゅう「次来たとき案内してくれる?俺のこと覚えてくれてるかな?」
K子「流石にご飯まで一緒にいて忘れないですよ。」
K子「いつ東京帰るの?」
りゅう「〇〇日だよ。」
りゅう「だから今日だけだったんだよ。ご飯行けるの。」
K子「うふふ」

 

 

かなり場も温まってきた。しかし席は対面の席だ。そろそろ店を出たい。

 

 


りゅう「元カレと出会う前はどんなタイプの人が好きだったの?」
K子「背が高い人かな。」
K子「私自身が低いから」
りゅう「あー、身長差がある方がハグしたときいいよね」
りゅう「引かないでよ」
K子「引いてないよ笑」
りゅう「キスするときも身長差あるほうがいいよね。」
K子「笑」

 

 

 

反応は悪くない。

 

 

 

りゅう「ちょいちょい、まだ敬語入るよね。」
K子「笑」
りゅう「俺が年下なのに失礼な感じなっちゃうからやめて。」

りゅう「次期彼氏候補は何人いるの?」
K子「いません笑」

 

 

 

1時間半ほどジンギスカンを満喫。

 

 

 


りゅう「お酒はあんまり飲まない?」
K子「好きだけど。食べながらはあんまり飲まない。」
りゅう「じゃあ、この後バーで飲み直す。」
K子「私バーとか行かない分からないけど。」
りゅう「来る途中にそれっぽいのあったから行こう」
K子「ぜひ」
りゅう「じゃあここは俺払うから二軒目払って。」
K子「いいの?」
りゅう「二軒目の方が高いかもしれないけどね」
K子「笑」

 

 


ただ奢るだけにならないように。少しのユーモアも含めて退店。

 

 

 

すぐ近くのバーに移動。
平日だったこともあって、横並びの個室が空いていた。

 

 


りゅう「すごい良い雰囲気」
K子「外が見えるやつだ。」

 

 

 

暫し雑談。お互いの距離が近い。

 

 

 

りゅう「札幌の地でこうやって出会えてよかった」
K子「あんな堂々と声掛けてくるの、今時珍しいなと思った。」
りゅう「いいなと思った人には積極的にいきたいからさ」
K子「そんな一瞬でいいと思ったの。」
りゅう「その後に色々喋って楽しかったからさ。」
K子「えーうれしい。」
K子「ごめんなさい。ババアで。」
りゅう「そんなことないよ。」
K子「笑」
りゅう「笑」

 

 

目を合わせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キス。

 

 

 

 

 

K子「なんか手馴れてる。」
K子「これはチャラいと言われても仕方ないよ。」
りゅう「そんなことないよ」
りゅう「いいと思った人にしかしない。」
りゅう「あの時勇気出してよかった」
りゅう「Kちゃんもいいと思って来てくれたわけでしょ。」
K子「・・・。でも話しててすごい楽しいよ」
K子「次いつ札幌くるの?」
りゅう「また来るよ。会いたいよね?」
K子「会いたいです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

完全なるOKサインだ。

 

 

 

 

 

Dキス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

K子「急にそんなエッチなことはしたくないよ」

ここにきてグダ。

だがここまでは順調だ。焦ってはいけない。

 

 

 

 


りゅう「もっと一緒にいたい」
K子「・・・」
りゅう「ホテル行こう」
K子「単刀直入だね」
りゅう「うん」
K子「ホテルに行って、エッチなことしたいの?」
りゅう「ここだと恥ずかしいさ」
K子「これ以上のことはする気ないよ。先に言っておくけど」

 

 

 

 

 

またグダ。

 

 

 

 

 

 

 

 

Dキス

 

 

 

 

 

 

 

これには素直に応じる。

 

 

形式グダと確信。
言い訳を与えながら、リードしよう。

 

 

 

 

 

 

 

りゅう「ちょっと見にだけ行ってみる。」
K子「うーん・・・」
りゅう「無理だったら、それで終わりでいいから」
K子「・・・」
りゅう「行こう!」
K子「・・・」

 

 

 

 

 

もっと言い訳を与えよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

りゅう「俺はもっとこれからも一緒に居たいからこそ、今日誘ってる」
りゅう「見にだけ行こう。」
K子「・・じゃあこれ飲んでから・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

りゅう「あれなに?」
K子「なんだろう。」

 

 

なんとなく重い空気になりそうだったので一回話題をそらす。外に見える大仏の話。

 

 

 

 

 

 

 

K子「・・・」
りゅう「じゃあ行こう」
K子「見に行くだけだよ」
りゅう「うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶対、あり得ない約束を交わして二人はホテル街へ。

 

 

 

 

 

 

 

その後は凄い甘えてきました。

 

 

 


翌朝

 

 

 

K子「ふつつか者だけど今後もよろしく。次は私が東京行く。」
りゅう「待ってる」

 

 

 

 


その後、二人は互いに札幌と東京を2回ずつ行き来した。

 

北海道のローカル駅で電車を降りて、雪道のなかK子の家に向かうときは変な気分だった。ナンパをしなかったら、絶対にあり得ない経験だ。

 

 

 

毎回、次はいつ頃会いたいなんて話をしていたのだが。
4回目(地下街、ジンギスカンも含めると6回目)に会ったとき、ついにその話はしなかった。

 

 

 

なんとなく、この関係も終わりかなという予感がしていた。
徐々に熱が冷めていくのを感じていた。お互いに。
なんだかんだで飛行機に乗って会いに行くのは大変だ。

 

 


そして、それは的中した。
どんどんLINEの間隔は広がり、ついに4月から全くやり取りをしなくなった。
(というのもあり、今になって振り返ってみた)

 

 

 

 

 

 


ナンパ=即。
それだけではなく、ナンパで素敵な出会いも作れるかもしれない。

 


そんなことを考えさせられる経験だった。
もしこれがお互い近くに住んでたら、また違う未来があったのだろうか?
それは分からないが。。

 

 

 

 

 

 


自分のなかで札幌が特別な場所になった。